「着色直径小さめサイズのカラコンって、どれがいいの?」
「小さいカラコンって着けて変わる?あんまり意味ない?」
「今使ってるカラコン大きすぎて昆虫みたい・・・」
「バレない小さめなカラコンが欲しい。」
こんな悩みを解決してくれるオススメの「小さめカラコン」を15個厳選しました!
おすすめの小さめカラコン【タイプ別】
では、さっそくおすすめの小さいサイズのカラコンを紹介しちゃいます!
カラコンのデザインで次の3つのタイプにわけました。
- フチなしのナチュラルブラウン
- フチありのナチュラルブラウン
- ハーフ系(グレー、ヘーゼル、アンバー、グリーン)
すべて13.0mm以下のカラコンを選びました。
それぞれ小さいサイズ順になっています。
1.フチなしの小さめナチュラルブラウン
小さめのカラコンの中で、最もナチュラルに見えるのがブラウンのフチなしカラコンです。
レヴィア グレース
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.1mm
- 着色直径:12.6mm
- BC:8.6mm
オリーブ色と明るいブラウンカラーのふんわり柔らかいデザイン。
イエベ肌にとっても合う色ですね♪
ほんのり明るく、ちょっと大きくできる、バレにくいカラコンです。
リッチベイビーリプリマワンデー ピュアヌード
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.0mm
- 着色直径:12.9mm
- BC:8.6mm
キラキラが人工的に作れるモテ系カラコンです。
好きな人を見るとき、人間の瞳孔は大きくなります。
瞳孔が大きいと光を反射する面積も大きくなるので、よりキラキラしているように見えます!
ピュアヌードは裸眼風なのにキラッとしているから、モテる瞳に♡
アンヴィ プラムブラック
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.0mm
- 着色直径:12.9mm
- BC:8.6mm
裸眼が黒目、茶目、どちらにも合うカラコンです。
裸眼が茶色よりだと瞳の輪郭が強調されて存在感のある目に。
裸眼が黒よりだと自然になじんでナチュラルに一回り大きい瞳に!
色がブラックで暗めなので、12.9mmよりも小さく感じるかもしれません。
とても自然なので、すっぴんでも浮きにくいです。
ネオサイトワンデーリングUV モーヴブラウン
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.0mm
- 着色直径:12.8mm
- BC:8.6mm
オーソオックスなブラウンで、茶目にも黒目にも自然になじみます。
フチもドットだから、白目と黒目の境目がぼかされて自然な感じに。
めっちゃナチュラルでバレにくい♪
2.フチありの小さめナチュラルブラウン
目の印象を強くしたいときに使いたいのがフチありです。
ディオーブ ブラウン
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.0mm
- 着色直径:12.8mm
- BC:8.6mm
フチありと言っても、粗めのドットのブラウンで細めなのでフチ感はありません。
着色範囲が狭いので、サークルレンズのような感覚ですね。
同じサイズでブラックもあるので、黒目さんorフチをはっきりしたい方にはブラックもおすすめです。
アンヴィ シャモーブラウン
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.0mm
- 着色直径:13.0mm
- BC:8.6mm
立体感のある、ちゅるん系のレンズです♪
ダークブラウンの細フチが繊細さを感じる大人なデザイン。
イエローブラウンが、裸眼をちょっとだけトーンアップしてくれて、立体感のある瞳にしてくれます。
アコルデ デイリーベーシックブラウン
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.2mm
- 着色直径:13.0mm
- BC:8.5mm
ナチュラルなのに、ちょっと華やか。
今回紹介する中で一番DIAが大きく着色直径も大きいです。
でも、フチの内側のデザインが瞳と合わせた時に、とても自然に見えるように作られているのでバレにくいです。
3.ハーフ系の小さめカラコン
外国人っぽくみせたい時や友達と遊ぶ時など、華やかな印象にしたい時におすすめです。
フラワーアイズ クロッシェ ローレルグリーン
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.2mm
- 着色直径:12.5mm
- BC:8.7mm
なかなかの高発色な黄みよりの緑です。
でも、コスプレ用ほどの派手な発色ではないので、普段メイクにもなじみやすいのが特徴です。
表裏がわかりやすいように「さくらんぼマーク」がついているから、忙しい時にはありがたい!
エンジェルカラー ワールドブラウンリッチ
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.0mm
- 着色直径:12.5mm
- BC:8.6mm
MEGBABYさんがイメージモデルのハーフ目カラコン。
かなり発色がよく、3トーンカラーで自然な立体感があります。
狼のような黄色っぽいアンバーブラウンで、キラキラ輝く瞳に。
レヴィア ミストアイリス
- 使用期間:ワンデー
- レンズ直径(DIA):14.1mm
- 着色直径:12.6mm
- BC:8.6mm
グレーとイエローの北欧系の目になれるレンズ。
他にはないハーフ系の裸眼サイズで、目の色だけ変えられるカラコンです!
イエローカラーのグラデーションが中心に入っていて、立体感のあるリアルなつくりです。
レヴィア ペールミラージュ
- 使用期間:ワンデー/1ヶ月
- レンズ直径(DIA):14.1mm
- 着色直径:12.6mm
- BC:8.6mm
外国人のようなリアルなヘーゼルになりたいならコレです!
他のヘーゼルカラコンと違って、裸眼サイズだから本物みたいです。
派手じゃない落ち着いた色味で、ナチュラルなメイクにも合います。
カラコン選びは失敗しがち
顔は人の印象を左右する重要な部分ですよね。
顔の中でも1番見られているパーツは、目なんです。
いまの時代、わたしたちはラッキーなことに、カラコンをすることで目の印象を自由自在に変えることができます!
たとえば、黒目がちな目・色素薄い系の明るいブラウンの目・外国人のようなブルーの目・神秘的なグレーの目・・・
カラコン次第で、自分のなりたい理想の目を簡単に手に入れることができるんです。
まさに魔法のようなアイテムですよね♪
でも、もしも、あなたが間違った選び方でカラコンを選んでいるのであれば、言葉には出さないけれど「〇〇ちゃんのカラコン大きすぎて変・・・直接言えないけど・・・」って友達に思われているかも。。
可愛くなりたいからカラコンをしているのに、友達から変だと思われていたら意味ないですよね・・・。
「このカラコン、サイズが合わない!失敗した・・・」と、くやしい思いをしたことありませんか?
もしくは、まだカラコンをつけたことがなくて、「カラコン選びに失敗したくない。」と思ったことはありますか?
私も何度も失敗しました。
私の瞳は茶色でフチがぼんやりしていて目力がないから、普段のナチュラルメイクでも目が負けてしまうことが多いんです。
だから「もっと目力のある瞳になりたい!」と思って黒い大きめなカラコンをつけていた頃がありました。
でも、裸眼とカラコンの黒さの境目がハッキリして不自然になってしまったり、家族に怖いと言われたりして、自分に合うカラコンがわかりませんでした。
そんなときに着けてみた小さめなカラコン。
まさに自分が求めている瞳でした!
実は、盛れないことを恐れて、目に合わない大きすぎるカラコンを使っている人が多いんです。
なぜ小さいカラコン選びは難しいの?
「つけても変わらないかも」
「意味がなかったらお金のムダ」
「大きすぎたらどうしよう・・・」
大きいカラコンを選ぶときには、このような悩みはないですよね。
では、なんで小さいカラコン選びは難しいのでしょうか?
その原因は主に3つあると私は思っています。
1.DIAしか見ていない
2.大きすぎる
3.小さすぎる
それぞれを詳しく解説します!
けっこう長くなってしまったのですが、興味のあるところだけでも読んでいただけたら嬉しいです。
1.DIAしか見ていない
「DIAについて説明できる」という方は、ここを飛ばしてくださいね。
DIAは、ダイアと読みます。
DIAとは、レンズ全体の直径のことです。
「DIA14.0mmか14.5mmで迷ってる」という声をよく聞きますが、DIAだけでカラコンを選ぶと、「想像していたサイズと違うんだけど・・・」と失敗してしまいます。
小さめのカラコン選びで後悔している理由の1つが、このDIAだけを見て選んでいることにあります。
上の図のように、カラコンの色素はレンズの全面に着色されているわけではありません。
透明な部分を外側に少し残して色づけされています。
だから、目に入れたときの瞳の大きさやカラーに影響するのは、レンズの内側の着色してある部分だけなんです。
この着色部分を着色直径といいます。
小さいカラコンを選ぶときは、着色直径を見て選ぶ。
2.大きすぎる
これは、単純に黒目の大きさに対して大きすぎるカラコンを選んでしまった場合が多いですね。
下に書いてある日本人の平均サイズのデータから考える選び方を見ていただければ、よくわかると思います。
盛れないことを恐れて、目やアイメイクに合わない大きすぎるカラコンを使っている人は多いです。
また、それとは別の大きすぎる理由として考えられるのが、大きく見えるカラコンを選んでしまった場合です。
これは、輝度勾配(きどこうばい)という錯視(さくし)が影響しています。
ちょっと漢字だらけで難しそうですが、別に名前を覚えなくても大丈夫ですよ(;´∀`)
イラストで見ると一瞬で理解できると思います。
たとえば、このイラスト。
左の右の○は、どっちが小さく見えますか?
わかりましたか?
そうなんです、右側の○の方が小さく見えますよね。
でも、実は右も左も大きさは同じなんです。
不思議ですよね。
なんで左の方が大きく見えて、右の方が小さく見えるのか、というと、脳が錯覚(さっかく)しているからなんです!
暗いところは影で、明るいところだけを図形だと錯覚しているため、右の方が小さく思えてしまうんです。
たとえば、メイクのシェーディングが同じ錯覚を利用したものです。
シェーディングを顔の外側に入れることで、顔を小さく見せることができますよね。
それと同じで、明るいところが多い方が大きく見える、逆に暗いところが多いと小さく見える、というわけなんです。
さて、これとカラコンがどう関係してるの?というと、こういうことです。
たとえば、明るいブラウンのカラコンは、暗いブラウンのカラコンよりも大きく見えるんです。
同じ大きさなのに明るい色の面積が多いほうが大きく見えますよね。
つまり、ブラックなどの暗い色よりも明るいところが多いカラコンは、その着色直径よりも体感的に大きく見えるという錯覚が起こっていることがあるんですね。
「大きすぎた!」という理由は、錯覚が原因の1つかもしれません。
暗めの色のほうが小さく見える
3.小さすぎる
逆に、今度は小さすぎる場合です。
これも単純に、黒目の大きさに対して小さすぎるカラコンを選んでしまった場合ですね。
そして、先ほども言った輝度勾配の錯覚で小さく見えている場合もありますね。
それから、またまた違う錯視が影響しているのでは?と思っています。
この下の図のような錯視です。
左の○と右の内側の○を比べたとき、どちらが大きく見えますか?
このイラストは、右の○のほうが大きく見えますよね。
実は、これも、どちらも同じ大きさなんです!
○のすぐ外側に○があると、脳が錯覚を起こして内側の○が大きく見えてしまうらしいんです。
実はこの錯覚と同じことが、身近なアイメイクでも起こっています。
それがこれ。
そうなんです。
二重幅と涙袋があることで目が大きく見える現象は、実はこの錯覚なんです!
二重幅と涙袋が外側の○の役割をしているから、内側の○に当たる目全体が大きく見えるんですね。
つまり、二重幅が広くて(広げていて)涙袋が太めなら、デルブーフ錯視の効果で目は大きく見えます。
だけど、二重幅と涙袋が広く目が大きく見えると、今度は逆に黒目の部分が小さく見えてしまいます。
目全体のサイズに対して黒目のサイズが小さく見えると、アンバランスというか、なんだか物足りなくなってくるんですよね。
たとえば、濃いアイメイクに小さいカラコンはあまり合いませんよね。
濃いメイクには大きめのカラコンの方が似合います。
「なんかカラコン小さすぎたかも・・・」と思った原因の1つが、このアンバランスのせいかもしれません。
二重幅と涙袋を広めにする時は、カラコンは少し大きめを選んだ方がバランスがとれる
大事なのはバランス!小さいサイズのカラコンの選び方
それでは、肝心の小さいカラコンの選び方です!
「とにかく小さい方がいい。」
「バレたくない。」
12.5mm以下
or
暗めの色のカラコンがおすすめ!
「裸眼ぽいけど適度に盛りたい。」
「ハーフっぽい目になりたい。」
12.5~13.0mm
or
明るめの色のカラコンがおすすめ!
なんでこれらのサイズをオススメするのかというと、日本人の目の平均サイズが関わっています。
日本人の黒目の平均サイズは、だいたい11mm前後
実は日本人の黒目のサイズは、平均すると11mmぐらいなんです。
黒目の大きさの平均サイズはいろいろな人が実際に調査しています。
たとえば、ワンデーアキュビューで有名なジョンソン・エンド・ジョンソン社が2014年におこなった調査では、日本人女性の黒目の横の長さの平均は11.07mmだったそうです。
最小は10.0mm、最大は12.3mmでした。
ちなみに、オーストラリア人とアメリカ人の平均は11.69mmで、最大13.0mm。
日本人より大きい人が多いんですね。
また、東北文化学園大学で2017年に学生を対象に実施された調査では、右目10.95mm、左目11.31mm。
ちょっと昔ですが、1995年に昭和大学医学部の高浜氏がおこなった研究では、平均12.56mm(右目)でした。
日本人の黒目の平均サイズは、だいたい11~12.5mm前後
ただ個人差があるので、10mm台の人もいれば、12mm台以上の人もいます。
とにかく小さい方がいい方は(絶対バレないという保証はないですが)12.5mm以下、裸眼ぽいけど適度に盛りたい人には12.5~13.0mmがおすすめですよといったのは、上記の理由からなんです。
目の黄金比でサイズを決める
目の黄金比率は1:2:1
目の横幅と黒目との大きさのバランスも重要ポイントです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社によると、美しく見える目の黄金比率があって、白目:黒目:白目が1:2:1といわれているそうです。
白目は、涙丘(目頭のピンクの部分)は含まず純粋に白いところだけです。
つまり、この比率に合っていれば魅力的な目に見える、ということですよね。
美しく見える黒目のサイズを出す計算方法は単純に2で割るだけです。
涙丘を除いた目の横幅÷2=美しく見える黒目のサイズ
たとえば、涙丘を除いた私の目幅は2.5cmでした。
1:2:1の比率だと、25mm÷2=12.5mm
12.5mmのカラコンが黄金比率になります。
ぜひ、手元に定規があるときに、あなたも自分の目の幅( 涙丘は除く)を測って計算してみてください。
黄金比サイズを参考にカラコンを選んでみると、ぴったりはまるカラコンに出会えるかもしれません!
白目:黒目:白目が1:2:1になるサイズのカラコンを選べば、ナチュラルで魅力的な目に
まとめ
小さめのカラコンを選ぶポイントで大事なのは、バランスです。
カラコンの色とサイズ、目の幅、黒目の大きさ、アイメイクなどのバランスを考えて選ぶと、素敵なカラコンに出会えると思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです♪
参考文献
以下の記事・論文を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
所さんの目がテン!(2015)「知識の宝庫!目がテン!ライブラリー:錯覚の科学」
森川 和則(2012)「顔と身体に関連する形状と大きさの錯視研究の新展開:化粧錯視と服装錯視」
Hickson-Curran, Sheila; Brennan, Noel A.; Igarashi, Yoshi; Young, Graeme(2014)「Comparative Evaluation of Asian and White Ocular Topography」
門屋講司・辻川寛・横枕侑加(2017)「日本人若年者の外眼部の生体計測演習の結果について」
高浜宏光(1995)「顔面規格写真を用いた日本人の瞼裂形態の計測」
アキュビュー(2016)「カラーコンタクトレンズに関する調査結果を発表」