カラコンを着けている時に変な違和感を感じている人はけっこう多いです。
レンズを外して着けなおしてみても、なぜかゴロゴロする。なんか違和感がある。まばたきすると痛い。レンズがはりついている感じがする。などなど、カラコンを装着している時に何か違和感を感じる時ってありますよね。
そんなカラコン装着時の違和感の原因と対処法を7つ紹介します。
裏返しに着けている
レンズをはずして裏返しになっていないか確認する!
指の先にレンズをのせてみて、端っこが反っていたら裏になっているので、逆にしてから着けなおします。
BC(ベースカーブ)が合っていない
レンズの表裏も合っているし、着けなおしてみても何かしっくりこないし、目を動かした時にレンズがずれてしまう。こんな時はBCのサイズが合っていないかもしれません。
瞳は球体なので表面は平らではなくカーブを描いています。このカーブのサイズは人それぞれで、自分のBCとカラコンのBCが0.1ほど違ってもあまりずれることがないのですが、大きく異なる数値のBCのレンズを着けているとずれてしまいます。
眼科でもらった診断書を確認してみましょう。
レンズに汚れがついている
カラコンを着ける前に手を洗っていなかったり、きちんと洗浄できていなかったりした場合、レンズにゴミやたんぱく汚れがついてしまうことがあります。
どんなに小さい汚れでも敏感な器官の目には影響が大きい異物です。レンズを外し洗浄液でキレイに洗ってから着けなおしましょう。
また、洗ってもくもってくる、汚れがすぐ出るといった時は、目に何かの炎症が起こっていることも考えられます。そんな時はレンズを外して眼科で受診してください。
レンズに傷がある
カラコンのレンズ自体に破れや傷がある場合、目に痛みや違和感を感じることがあります。
着ける前にはレンズをよく観察して破れや傷を確認し、ケアするときも爪で破ってしまわないように気をつけましょう。
カラコンの色素が外へ出てしまっている
まれに、こすり洗いによる摩耗で色素が出てしまったレンズや、最初から着色部分が表に出てしまっているレンズもあります。
そのようなレンズを使うと当然瞳は傷ついてしまいます。ワンデーは何日も使わず必ず1日で使い続けるようにし、他の期間のタイプも葬用期間を守って正しく使うようにしてください。
安全性をとるなら、着色方法がサンドイッチ製法のものがおすすめです。
まぶたのふちや裏にできものがある
まぶたのふちや裏など眼球に当たる部分に出来物ができると、まばたきだけで痛みを感じたり、炎症が拡大したりすることもあります。
まぶたの裏などを確認して出来物ができていたら、まずはカラコンの使用を中止します。軽度の場合は自然に治る場合が多いのですが、必要に応じて眼科へ行くのがおすすめです。
ぶつぶつが沢山できてしまっている場合は、結膜炎の可能性が高いのですぐに眼科へ行きましょう。
目が乾燥している
乾燥してレンズがはりついたように感じたら、目薬をさして乾燥を防ぎましょう。ただし、カラコンに使える目薬だけを使うように気を付けてください。
コンタクト用以外の目薬は防腐剤が入っていて、その防腐剤をレンズが吸収してしまい眼病などの原因になることも起こりえるからです。
また、カラコンを装着する前にレンズ装着液をたらしてから着けると潤いの補助になるのでおすすめです。