三白眼は生まれつきになっている場合とそうではない場合があります。外国の方は目の大きさが大きいからか三白眼の人が多いです。日本人で三白眼の人は割と少ない方なので、クールでかっこいい印象を持ちます。では、三白眼になる原因とは?
三白眼とは?
三白眼は目における黒目の虹彩の部分が一般に比べて小さく、それが目の上部の方に寄っている事で白目部分の面積が広くなっている事を言います。他者から見た場合、黒目の左右と下の三ヶ所が白く見える事からそう呼ばれています。また、目付きが鋭く見え易くなるという特徴もあります。
三白眼の原因には2つの類型があります。
三白眼になる先天的な原因
まず考えられるのは先天的な目の形状や皮膚の形状で、機能面では特に支障が無い事から必ずしも治療を要するものではありません。
前述の目付きの問題で印象面が気になるケースでは、カラコンを利用しての対処療法や、下瞼を切開しての外科的施術による治療を考える事も出来ます。
三白眼になる後天的な原因
一方で後天的に三白眼の状態になる事もあり、これは加齢による目の周囲の筋力の衰え等によって下瞼が垂れ下がってしまう事が原因と考えられます。
眼瞼下垂と診断された場合、これに該当します。この場合は変化を齎した要因が肩こりといった身体症状や、自律神経失調といった精神症状にまで転化する可能性があり、基本的に治療を行う事が薦められます。
根治的な治療を要する事から、点眼薬の処方・下瞼の切開による外科的施術を行うのが基本となります。当然ながら、医師の診断は必須となって来ます。