酸素透過率が低いカラコンは角膜細胞を減少させる
目元のおしゃれを楽しむにあたって、もっとも警戒するべきなのは目が悪くなることです。
たとえばコンタクトレンズにおいて、酸素透過率は重要な要素。
目の中の角膜も、新陳代謝を繰り返していることは、他の組織と同じです。そのためには、十分な酸素の存在が不可欠となります。質の悪いカラコンをつけていると、酸素の通りが阻害され、必要な量が供給されません。すると正常な新陳代謝が行われなくなり、それが続くと様々な影響が出てしまいます。
角膜の水分量が肥大し、分厚くなってしまうことはその一例です。こうなると、目が悪くなったように見えにくくなることがあります。他にも細菌が付着しやすくなるなど、いいことはありません。目に入れるものは、必ず酸素透過率を確認することが、おしゃれなカラコンにおいても重要です!
質の悪いカラコンは目を傷つけることも→目が悪くなる
目が悪くなる要因は色々と考えられますが、有害物質が入ってしまうことも一因です。
カラコンは、色素によって染められていますが、低品質のものになると流れ出すことがあります。こうした色というものは、金属製のものが多く、瞳に触れさせていいものではありません。
実際に2014年には国民生活センターが色素流出により目が悪くなる可能性を指摘しています。とくに雑貨屋で売られているような安価なカラコンの場合、結果は顕著に表れました。
こうした製品の場合、色素を単にプリントしたものが少なくありません。当然、水に触れると溶け出してしまいます。品質の高いものであれば、レンズを二重にするなどして、直接触れさせない工夫をしているものです。生涯を左右しかねない問題だけに、安いことのみを理由にすることは考え直しましょう。
質の良いカラコンと正しい使用方法で目が悪くなるのを防ごう!
信頼性の高い日本製カラコンであれば、目が悪くなるリスクを大幅に抑えることができます。酸素透過率に考慮し、レンズも二重にするなど、目の健康に配慮されているため安心です。
もちろん実際に使用した人の意見は参考になります。まずは口コミをじっくりと見極めた上で、質の高いカラコンを選んでいきましょう。
たとえクオリティの高い日本製カラコンであっても、使い方を誤ると危険なものに早変わりします。なかでも清潔な状態を維持することは、極めて大事です。
消毒を怠ったり、使用期限を守らないと、レンズ周辺は雑菌の温床となります。これでは、目が悪くなるのも当然です。
購入後は注意書きに隅々まで目を通し、正しい使い方を心がけていきましょう!
カラコンを安全に利用するためには、慎重な態度と賢明な行動が要求されます。