カラコンの使い方ちゃんと守ってますか?
中でも間違った使い方で多いのが、「ワンデーカラコンを2日使うこと」。平気だと思ってその習慣を続けていると一生後悔することになるかも・・・。
ワンデーカラコンを2日使う人たちの言い分
視力が低下するとメガネをかけるのが主流だったが、運動する際の邪魔にならなかったり、メガネとは違い見た目に違和感のないコンタクトが発売されて以来はコンタクトが非常に人気です。
今では視力低下の為だけではなく、オシャレやコスプレの際に目元の印象をガラッと変えてくれる度なしのカラーコンタクトも発売されていますよね。
そんなカラコンにはワンデーやツーウィーク、マンスリーなど使用したい期限に合わされるよう種類があり、中でも気軽にその日だけ使うことの出来るワンデータイプのカラコンが人気です!
でも、ワンデーカラコンの使用注意上では1日のみしか使用してはいけないことになっているにも関わらず「新しいカラコンを切らしてる」、「節約の為」、「つけっぱなしで寝た」などの理由で2日以上もワンデーカラコンを使用する人が増えているのが現状のようです。
ワンデーカラコンはペラペラ!擦ると色素が出ることも!
なぜワンデーカラコンを2日以上使うのがダメなのかというと、その名の通り一日で捨てること前提で、それ以上は付けることの出来ない作りとなっているからです。
つけられる日数が1日だからこそ、つけ心地をより快適にするための薄いレンズの作りになっています。目が乾燥したり疲れにくく、初めて使用する人でも違和感なく安心して使うことができるのがワンデーカラコンです。
「たった1日くらい多めにつけるくらいなら、どうってことないんじゃない?」と思ってしまうかもしれません。
使っている人は知っているとは思うけど、ワンデーのレンズは驚くほど薄くペラペラなんです!
洗浄液で入念に擦り洗いして使えば大丈夫!と考え、洗って使う人もいるでしょう。でも、ペラペラなレンズだから破れてしまったり、薄いワンデーカラコンは擦ると色素が出ることもあり、そのまま装着すると目に傷やトラブルが生じてしまうこともありえます。
ワンデーカラコンを2日使えば眼病のリスクが高まる
傷ついた角膜にはアカントアメーバという微生物が侵入して繁殖しやすくなってしまい、「アカントアメーバ角膜炎」という感染症を引き起こす恐れがあるんです。強い目のかゆみ、充血などの症状があげられ、進行すると視力の低下や、最悪の場合、失明することもあり、とても怖い感染症なんです。
なのでそういった感染症にかからないために、ワンデーカラコンはこすり洗いなどして使用し続けるのではなく、1日という期限を守ってすぐに新しい物に変えるようにしましょう!
ツーウィークやマンスリーカラコンも同じように使用期限を守り使うべきですが、日々のコンタクトの洗浄も丁寧にしないといけません。
まずは石鹸でしっかりと手を洗うこと。そして、タンパク除去剤入りの洗浄液を使い20回以上こすり洗いをすることが大切です。
こすり洗いを十分にできないと汚れがたまり、雑菌がすぐに繁殖して怖い眼病につながってしまうこともあるので、しっかりケアしてくださいね。