カラコンを装着している時、視界がぼやける、白く曇る、といったことで困っていませんか?
視界がぼやける時に起こりやすい3つの原因を紹介します!
視界がぼやける原因① カラコンをちゃんと洗浄できていないから
カラコン装着した際に、なんだかゴロゴロする、まだ汚れているような気がするといった悩みがないですか?
原因の1つはレンズの洗浄方法にあります!
白く濁っていれば、汚れが落としきれていない証拠。レンズは薄いので、少しでも汚れていれば、目に不快感が生じても仕方ありません。
ぼやけるレンズを装着し、視界もはっきりしないまま過ごしていると、見えづらく生活しにくいだけでなく、眼球に傷をつけてしまう恐れもあります。
レンズは手のひらの上で丁寧に洗い、しっかり汚れを洗い流しましょう。保存液は毎回変えて、清潔にした後でレンズを保存しておきます。
面倒くさい手順かもしれませんが、これをちゃんとこなすことで、不快な症状や目の病気を予防できるのです。よく聞くカラコンのトラブルは、こういった基本的な動作を怠ることで出てきてしまうのかもしれません。
視界がぼやける原因② 度数やBC、自分に合ってる?
度数やBCがあっていなくても、ぼやけるなど不快な症状が出てしまうことがあります。
度数は視力とは違います。1.5とか2.0とかいうあの数字ではありません。レンズの、度数を矯正してくれると度合いのことを指し、ディオプターと言います。-0.75 などと表されます。
度数を聞かれた時には、こちらを答えなければならないので注意しましょう。
BCはあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、英語でベースカーブの略です。その名の通りカーブ具合を見るもので、個人の眼球のカーブを表したものです。眼球にカーブがフィットしていないとズレやすくなります。
その結果、カラコンが眼球とは違う位置に移動してしまい、一時的にぼやけるといった症状が出てしまうのです。
レンズを装着する際は様々な危険が伴いますので、自分で選ばず医師に相談するのが賢い方法です。
視界がぼやける原因 ③アレルギー持ちやドライアイ
アレルギーがあったりドライアイの方でも、カラコンは装着できます。でも、何の悩みもない方に比べて、多少、装着感が変わってきます。
すぐに汚れてしまう場合は、こまめに洗浄したりワンデータイプのものに変えてみるのもアリです。
例えば花粉症の人は、涙の成分の一種であるタンパク質が、レンズに付着しやすくなっています。タンパク質は除去しなければならないので、レンズがぼやけてきたら一度はずし綺麗にしましょう。
こちらは涙の量が多いために起こることですが、ドライアイでは反対に、瞳を潤すことができず汚れやすいといわれています。
瞳が常に乾燥しているので、眼球が汚れても、十分な涙で洗い流すことができません。汚れはそのままにすると落ちにくくなっていくので、これを繰り返すことで、ぼやけるという不快な症状になってしまいます。
汚れに気づいたら、なるべく早めに洗浄しておきましょう。